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一般的に保険修理というのは、一人の方が頻繁にあるものではありません。
ですから、保険を使っての修理に関する知識を持った方は非常に少ないのが現状です。
ここでは 板金塗装修理工場 の立場から保険修理に関して解説をしたいと思います。
ぜひ、ご参考にしてください。
先日話題になった、保険会社の「保険金額未払い問題」。大手保険会社の多くが摘発されました。保証すべき金額を払わない保険会社は、処分を受けて当然です。
未払いは完全な契約違反(犯罪)ですが、そのほかにも保険会社はできる限り保険金額の負担を押さえようとします(企業として当然のことかも知れませんが)。
その代表的な物が「アジャスター」という存在。事故の損害状況を調査して損害額を算出する保険会社の査定士の事です。保険での修理の場合、事故状況や損害額に応じて、このアジャスターが工場に「立ち入り調査」を行います。車の損害額を適正に算出するためです。
しかし私たち修理会社にとっては、「適正な損害を見極める」というよりも「安く修理工場に修理をさせる」という意味合いが強く感じられます。「ここは交換よりも板金で」「もう少し工賃を安く」などなど、修理費を少しでも安くしようとさまざまな要求が出てきます。
しかし「車をキチンと元通りに復元する」のが私たちの役目です。損害に見合った修理金額を請求する事は私たちの板金塗装修理工場の重要な仕事でもあるんです。
数多くの保険会社からさまざまな保険商品が販売されていますが、最近増えつつあるのが「指定工場特約」。修理の際にはその保険会社が指定する工場に入庫を義務付ける特約で、保険料が多少安くなります。でもこれにはメリット・デメリットがあるんです。
メリット
毎年(毎月)の保険料を節約できます。また指定工場になるには、ある程度の設備とサービス環境が必要となります。「あきらかな不良工場」に行き当たる心配はありません。
デメリット
指定工場は「保険会社から仕事をもらっている立場」になります。よって修理内容や金額はある程度、保険会社が左右することができるのです。「交換すべき部品を板金する」「新品で交換すべき部品をリサイクル部品で」なんて事は十分に考えられます。もちろん、保険金額を安く抑えられているので、付随サービスも難しくなるでしょう。
指定工場特約は保険会社の負担を少なくすることによって、保険料を下げる意味合いがあります。が、実際の修理の際に十分なサービスが受けられないのであれば何のための保険なのかわかりませんよね。
また、結構いらっしゃるのが、特約をつけていないのに、保険会社にいわれるがままに指定工場に入庫してしまうお客様。これにはなんのメリットもありませんので、要注意してください。
修理費用に関わらず、保険を使う際にはさまざま知識が必要になります。
保険が適用されるかどうかの判断はもちろん、対物事故に関しては過失割合で運転者双方がもめるようなケースもよくあります。
このような場合、当然ですが保険会社としてはできる限りスムーズの事を運ぼうとします。そんなときに標的になるのが、「保険や事故に関しての知識の薄い人」や「自己主張のできない人」となってしまうんです。
私たちが見てきたお客様の中には明らかに不当な条件で示談をしている方もいらっしゃいます。もちろん法外な主張はできませんが、ご自分の見解をしっかり伝え、正当な保証を受ける権利は、すべての任意保険加入者の方が持っています。
「ごねる」のではなく「しっかり主張する」事は大切なことではないでしょうか。
けっして安くはない保険料を支払っているわけですから、いざという時に正当な修理費用を請求することは加入者の持つ当然の権利です(法外な請求・不当な請求はもちろんできませんが)。
私たちはそんな皆様を、事故内容に関するアドバイスから実際の修理や金額交渉に至るまで、バックアップいたします。「保険料は上がったけど、車が以前よりもきれいになって良かった」、そう思っていただけるお客様を一人でも多くしたいと考えております。
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